歴史的建築・旧旅館 · 熱海, 静岡県, 日本

起雲閣

起雲閣は、一つの邸宅を通して熱海の保養地としての歩みを伝えます。1919年に別荘として建てられ、1925年には実業家・根津嘉一郎が所有して庭園や洋館を整えました。1947年に旅館となり、1999年まで宿泊客を迎えました。現在は熱海市が所有し、和室、洋室、和洋中の意匠を取り入れた建具や装飾を公開しています。一般的な美術館の展示室とは異なり、暮らしの空間を歩いて見るような見学です。

概要 起雲閣

起雲閣は、一つの邸宅を通して熱海の保養地としての歩みを伝えます。1919年に別荘として建てられ、1925年には実業家・根津嘉一郎が所有して庭園や洋館を整えました。1947年に旅館となり、1999年まで宿泊客を迎えました。現在は熱海市が所有し、和室、洋室、和洋中の意匠を取り入れた建具や装飾を公開しています。一般的な美術館の展示室とは異なり、暮らしの空間を歩いて見るような見学です。

約1万平方メートルの庭園は建物や池、離れを結び、客室からも景色を楽しめます。ローマ風浴室に残るステンドグラス、時代を感じさせる木工、旅館に滞在した文学者たちの逸話が見どころです。利用者からは和洋折衷の建築や静かな雰囲気を評価する声が多くあります。一方、解説の多くが日本語であることや、体験型の展示を期待すると印象が異なるという感想もあります。建物そのものに関心を持って訪れると、見方が深まります。

入館料は大人610円、中高生360円、小学生以下は無料。開館時間は9:00〜17:00で、最終入館は16:30です。水曜休館ですが祝日の場合は開館し、12月26〜30日も休館します。熱海駅から1・2番乗り場の路線バスで約10分、「起雲閣前」停留所のすぐ前です。「天神町」からは徒歩2分。敷地には喫茶室があり、時期によって催しもありますが、実施状況は公式予定で確認してください。

MOA美術館と比べると、起雲閣は熱海の街中に近く、ゆっくり過ごす建築散策に向きます。通常は一時間ほどで見学できますが、部屋や庭を丁寧に見る人はさらに時間を取るでしょう。MOAは作品数や企画展、海の眺望が魅力ですが、駅から坂を上ります。起雲閣では別荘文化と温泉旅館の歴史を生活の尺度で感じられます。一日かけて両方を巡る場合は、駅前と市街地の間のバス移動を予定に含めましょう。

概要

1919年築の別荘から旅館となった施設。和洋の建築、約1万平方メートルの庭園、歴史的な浴室を公開。

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